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ふるさと納税

一時期話題になったけど、イマイチ話題になっていないふるさと納税に触れてみます。

ふるさと納税とは?

地方自治体(自分にゆかりのある街でなくでもいいのがポイント)に寄付金を納めることで、所属自治体に納めている住民税、所得税が一定額(2014年末では10%)まで控除されるというシステム。
その際、寄付金を収めた地方自治体から特産品等の物品を受け取ることができる。
確定申告が必要ですが、概ね2,000円の負担で寄付金の半額ほどの物品を受け取ることができるので、寄付上限までは寄付したほうがお得!な制度です。

どんなものがもらえる?

以下のサイトで見ることができます。
こんなにあると迷ってしまいますね…それぞれの物品には寄付最低金があるので、そちらを見ながら寄付をする自治体を選びましょう。

申し込み方

決済はクレジット(ヤフー公金)、郵便局での決済が利用できます。

いくらまで寄付できる?

源泉徴収をみながら、寄付金がいくらまで税金から控除されるのかを確認しましょう。
独身なのか、既婚なのか。住宅ローン減税を受けているか、なども対象になるので注意しましょう。
計算に必要なエクセルシートも上記サイトにありますので、活用してみてください。

収入が多い人(税金を多く納めている人)が得をする制度

エクセルシートで計算してみるとわかりますが、所得税を多く納めている人ほど、控除金額が多くなります。 
たしかに、税金を多く納めてもらえるほど地方自治体は潤うわけなので、そうなるのも納得できます。
ポイントなのは、独身や子供がいない夫婦など、税金の控除が少ない人ほど、寄付枠が多くなるということ。
もちろん、その分多く税金を納めているわけなのですが、ふるさと納税では少し優遇されているわけですね。

住宅ローン減税と併用できる

似た制度に住宅ローン減税があります。住宅ローン減税についてはこちら。 
ふるさと納税は、住宅ローン減税と併用が可能です。

使える制度は使ってみる

こういった制度は確定申告が必要だったりと、何かと面倒がつきものです。
しかしながら、それでもやっている人たちがいるのは、それがお得だったり、意味があるからです。
確定申告については、2015年4月から不要になるという話もありますので、「面倒だから…」という壁を越えて、ぜひお試しを。